『自分の時間が取られてしまう』

      こんにちは。 いつも読んでいただいてありがとうございます。 心技体を整えて本来の自分を取り戻す サムライセラピー寺石義和です。     地上にいると、雲で青空は見えませんが、 写真のように飛行機に乗って、 雲の上に上がれば、いつも青空です。 私たちのこころもこれと同じような事が起きています。   ——————————–   先日の個人セッションでのご感想をいただきました。 ご本人の了承をいただいていますので、 シェアさせていただきますね。 前回は『役が人を育てる』、 Give&Takeは条件付き、Give&Giveは無条件であるという違い。 また、 『ありがたく働かせてもらうと『喜び』という『報酬』がついてくる。 働きに比例して喜びがえられ、働きは最上の喜びである。』という文章から お金で買えない心の満足を得られるというご感想でした。 今回は前回の続きで後半のシェアです。     —–ここから—–   これまでの自分の経験と合わせてみると、 これまでは、『人のためや地域のために時間をついやす事は自分の時間をとられてしまうからもったいない。やりたくない。』と思っていました。 ただ、この役員は小学校に通う親なら必ずやらないといけないものです。 ２年という長い時間無償で働き、 小さい子どもはおいてくるという小さい子どもがいる家庭には厳しいものでした。 　　 もうやらないと、人から『あの人やっていないよね』と言われてしまうと思い、 立候補した感じです。 第一希望を出していたものの、 最終的には自分が思ってもいなかった大きな役になりました。 ただ、その役になっても怖くなかったのはセッションに通っているからだと思いました。 『決まったからには、やるしかない。』と誰かの言葉が残っていました。 私もやるしかない。と思っています。 今日、役の引き継ぎをしました。 怖さや不安は、ひきつがれる皆にあるのだと思いました。 私だけが、不安な訳じゃない。 みんなから『え、どうしよ〜』という言葉が出てきていました。 行動する事、考える事、勉強する事で未知の仕事への不安は消えていき、期待感になると思います。 毎回毎回、行事の前に頭の中で、ロープレできるくらいつめていく事が働く事だと思います。 「私は、私を深く愛しうけいれます。」と自分を認証して信じて 地味に私が私を好きである事を確認しています。 セッションを受ける前と後では、 少しでもいいから、前に進む事。目に見える事だけではなく、目にみえない事を前に進める事が大切だと気がつきました。 目に見えない事を前に進めることで、人の目に見える事が自然とついてくる。 私は自分に、『いいよ』「がんばってるね」「すごいよ」と言ってあげています。 その事が何かをする時の原動力となっています。 たまに、「今日は、夕飯つくらなくていいよ。」「さぼっちゃえー」という言葉もかけています。 普段頑張っている事がわかると、楽しんでさぼれます。   野上直子さん　40代　女性　神奈川県   ——ここまで——   それでは、今日のメッセージ、     『自分の時間が取られてしまう』     直子さん、ご感想をいただきありがとうございました。 そうですよね？ 人のために時間を使っていると、『時間を取られてしまう』という 思いが浮かんできますよね？ 私も昔、同じように思ったことがありました。 でも、こう思っていると、自分の肩身が狭いというか、 気持ちにもゆとりが持てなくなってしまいますよね？ ましてや仕事のようにやれば収入が入る訳ではなく、 PTAや町内会のような集まりですと、 ボランティア的なところもあったりして、 目に見える部分での恩恵を受けていないように捉えてしまいがちです。 私も、倫理法人会に入ってた時、 役員になった当初は同じように思っていました。   嫁さんも役員、私も役員で、嫁さんは当時よく招集されていて、 しかも、それが日曜日のことが多かったので、 週末婚だった私は 『倫理、倫理って、そんなに倫理ばっかり取り組んでるなら、 倫理と結婚したら・・？』って言ってることもありました。 まさに、大切な２人の時間を倫理に取られていたという思いでした。 今は違いますけどね。   始めた時の動機が、 いわゆるポジティブに自分から進んでなら良いのですが、 『やらないと人から何を言われるか？』、 人の目線や顔が気になってしまう状況でPTAの役員をやっても、 『本当はやりたくない』思いがある訳ですから、 良い結果は得られません。 でも、そこで何かのきっかけで、思いが変わって、 前向きになれたら、目の前のPTAの取り組みも変わりますよね？ 直子さんはまさに、そう変わられました。 しかも、セッションで。   セッションを受けられてたことで、恐れにのまれることなく、 覚悟を決めて、決断された思いや状況が伝わってきました。 本当に良かったです。 未経験から来る不安や恐れって、 程度の差はあれ誰でも持っています。 これは、健全な不安です。 やった事がないんですから。     ただ、書かれていた、 『人の視線や顔が気になる』、 『後から何か言われるんじゃないか？』という ストーリーを想像してしまっての不安だと、 それは、実際にはないかもしれないけど、 以前に何か言われたような体験や経験があると引きずってしまいます。 そうなると、なかなか一歩が踏み出せないし、 踏み出しても、自分の中で不一致が起きて、 とても窮屈な思いをしてしまいます。   そうなると、結果も思わしくない結果になってしまいかねませんよね？ こうした不健全な恐れや不安を解消、改善していくには 幾つか方法があります。 １つは直子さんのように、 セラピーやコーチングなど個人セッションを受けること。 もう１つは、実際に恐れや不安を持っていても、 相手の懐に飛び込んでしまう。   そして、覚悟を決めて決断して受けるということ。 どちらが正しい、間違いというのはありません。   以前は、前者のように、 まずは個人セッションを受けるべきだと思っていましたが、 今は、どちらもアリだと思っています。 なぜなら、人は生ものですから。 両方するのが効果は高いと思いますが、 その人にあった方法やスタイルがあります。 どちらにしても、行動は必ず伴います。   今回のように、直子さんは不安や恐れはあっても、 決断されて、行動したということはとても立派です。 多くの人の励みにもなります。 『不安や恐れを小脇に抱えてやる』ことも時には必要です。 そして、実際に行動した自分を結果とは関係なく、 誉めてあげることです。   直子さんは実際にそうやって、 自分自身を承認できるようになりました。 最初は、それがなかなかできなくて、 自分を責めてばかりいました。 でも、セッションを受け続けて行きながら、 自分の良い面も悪い面も 全て受け入れられるように進化されてきています。   どんな自分でも、 『私は、私を深く愛しうけいれます。』という思いが 直子さんの中に宿っています。 その思いが宿って、大きくなっていくにつれて、 『セッションを受ける前と後では、 少しでもいいから、前に進む事。 目に見える事だけではなく、 目にみえない事を前に進める事が大切だと気がつきました。』 と嬉しいメッセージをいただきました。     私たちはつい、目に見えることに意識が向いてしまいます。 それは当たり前のことです。 ですが、そこに更に意識して、 『目に見えない事』に意識を向けることが大切です。 だって、目に見えない世界の方がどれだけたくさんあることか・・？ そう思いませんか？   そういう思いで個人セッションや講座をしています。   その見えないものを感じられる１つが武道でもあるんですよ。 そういうことも追々お伝えしていきますね。     前回の内容はこちらから。 ⇒https://www.heartoptimization.com/wordpress/2017/04/26/%e3%80%8e%e5%bd%b9%e3%81%8c%e4%ba%ba%e3%82%92%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%82%8b%e3%80%8f/     ■　今回の内容は如何でしたか？ 少しでも%%name%%さんのお役に立てたかな？ 感想や応援、質問や気づきなど何でも良いので贈って下さいね～。 とても喜びます。 ⇒ https://www.form-answer.com/applications/WKX6D   また、読者登録もしていただけたら嬉しいです。 画面右側のカレンダーの上に登録欄があります。 そちらから。     —-『こころの最適化』とは—- 私の言う『こころの最適化』とは、 あなたが持っていないものを 新たに手にして改善して行くというのではなく、 本来、持っているものを引き出すことです。 ちょうど 引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが 目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、 しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、 いつでも使えるようにするイメージです。     最後まで読んでくださってありがとうございました。     今日もこころの最適化を図って素敵な１日となりますように。     こころを最適化する心理セラピー　寺石義和