こころの最適化
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【 たった一寸(3cm)の違いが・・・。】
こんにちは。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
サムライセラピーでこころを最適化するお手伝いをしている寺石義和です。
今週で早いもので8月も最終週となりましたね?
みなさんは如何お過ごしですか?
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—-【お知らせ】—-
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是非、このチャンスを活かしてくださいね。
それでは、今日のメッセージ、
『たった一寸(3cm)の違いが・・・。』先日の新陰流の稽古でのことです。
新陰流の本伝という500年前にできた型の動きの中で、
フィニッシュとして相手の眼を突き刺すような構えがあります。
(ちょっとエグい話になりますが・・。)
なぜ眼を突き刺す動きがあるかと言うと、
甲冑を着ている想定だからです。
時代劇でご覧になられたことある方は想像できるかもしれませんが、
甲冑を着ていなければ、服の上からでも斬ることはできるので、
それでダメージを与えることはできます。
甲冑を着ていると、そうたやすくは行かず、
胴や腕は斬れないんです。
足も防御されていて斬れません。
痛快時代劇で出てくる暴れん坊将軍とか桃太郎侍のようなシーンでの
いわゆる殺陣(たて)のようには行きません。斬れる、刺せるところは限られてきます。
眼もと、腕の内側(手首の内側)、脇の下です。
ですから、
そこを狙う動きが原則です。
狙うところが限られてくということは、
それ相応に正確にその箇所を斬ったり刺したりできないといけません。
さもないと、こちらがやられてしまう可能性もあるから・・。
話をテーマに戻しますが、
正確さを求められているからこそ、たった一寸のズレ、狂いが
相手から返し技をくらってしまい、逆にやられてしまい、
命を落としかねないんです。
実戦では、戦っている人たちは、死にたくないですし、
相手を倒すために生き延びている(当時は生き延びていた)わけですから、
もう必死です!
メンタル面でもかなり違います。
それこそ、ハイになっています。
流暢に構えてはいません。
ただ、そこに気持ちのゆとりは必要です。
(このことに関してはまた、別の機会に)
ちなみに関連記事はこちら。
相手にダメージや戦意を喪失させるためにする動きの1つに
眼を突き刺す動きがあります。(写真のような動きです。)
刀の先(切っ先=きっさき)が少しでもズレていると、
相手に与える力の方向や、制し方(抑え方)に少しでもズレがあると、
相手はそこを敏感に感じ取り、そこを逆に返してきます。
(稽古ではこうした稽古も実際にしています。)
たった一寸、されど一寸です。
たった一寸の違いで明暗を分けると言っても過言ではありません。
それだけ厳しいものでした。
もし、自分が不利な状況になっていても諦めず、
起死回生を狙ってチャンスを活かすでしょうし、
攻めてる方も優勢であったとしても、
そこに甘んじずに隙を作らず相手を倒そうとします。
私たちが今、生きているこの世界では、
戦国時代のような殺らなければ殺られてしまうとか、
生き延びるための必死さやエグさはなくなりましたが、
不利な状況でも諦めない、
起死回生を狙ってチャンスを活かす、
うまく行っていても隙を作らない。
こうしたことは、
今の時代になっても意識は同じなのではないでしょうか?
不安ベースに囚われ過ぎてはいけませんが、
このような意識を持っていることは大切だと私は思います。
あなたは、このような意識が大切だと思いますか?
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—-『こころの最適化』とは—-
私の言う『こころの最適化』とは、あなたが持っていないものを
新たに手にして改善して行くというのではなく、
本来、持っているものを引き出すことです。
ちょうど引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが
目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、
しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、
いつでも使えるようにするイメージです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この後もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。
サムライセラピーでこころを最適化する 寺石義和