こころの最適化
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【救急車依存症・・・?】
こんにちは。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
こころを最適化するお手伝いをしている寺石義和です。
今朝のこころのお天気は如何ですか?
とても清々しい朝を迎えた千葉県船橋市です。
みなさんのところは如何ですか?
昨日は6月4日、虫歯予防デーでもありましたが、
今回は予防にちなんでという訳ではありませんが、
私が読んでいる医療系専門のメルマガに投稿されていたもので、
気になったものがありました。
それは・・?
========【お知らせ】=========
1)ショートセミナーかオープンカウンセリング開催予定
以前、開催させていただいていたショートセミナーか
少人数でのオープンカウンセリングを
6月下旬か7月上旬に開催しようと思っています。
詳しく決まり次第、こちらでお知らせしますね。
2)7月29日には毎月行っている千勝神社の
上棟祭にて居合を披露することになりました。
よろしければ、お越しくださいね。
3) 個人セッションの体験セッションも募集中です。
今月も5名さまを募集します。
詳しくはこちらから。
⇒ http://ameblo.jp/tensetsu5/entry-12176198741.html
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それでは、今日のメッセージ、
【救急車依存症・・・?】
聞いたことありますか?『救急車依存症』、
私は『こんなところにも依存があるんだ?』と驚きました。
もちろん、聞いたのも初めてです。
救急車って乗ったことありますか?
私はこれまで2回ありました。
3歳の時に、はしかで、もう1回は40代の時に、尿管結石で・・。
3歳の時は両親が手配してくれて、尿管結石の時は自分で手配しました。
本当に重要なお仕事で、私たちは助けられています。
ありがたいことです。
その救急車の出動回数というのは、年々増えてきていますが、
年間でどれくらい出動していると思いますか?
クイズです。
Q1)昨年、1年間での国内救急車出動件数はだいたいどれくらいだと思いますか?
1)200万件以上
2)400万件以上
3)600万件以上
4)1000万件以上
Q2)また、昨年1年間に救急車で搬送された人はどれくらいだと思いますか?
1)200万人以上
2)300万人以上
3)400万人以上
4)500万人以上
答えは後ほど・・。
言えるのは、年々増加をたどってきています。
そして、なぜか、搬送件数と搬送人数の差が大きくなってきているんです。
それは、なぜか・・?
救急車を要請したにも関わらず、
誰も搬送しないで帰ってしまったことが主な原因と考えられています。
そして、その中には、
1人で何回も要請する人がいます。
もちろん、緊急を要する人は要請する必要がありますが、
そこまで必要ないのに要請する人がかなりいます。
実態調査によると、
年間に30回以上も要請する人たち、これを頻回要請者と言っていますが、
平均回数はなんと約60回、多い人は年間200回も要請しているとのことです。
こうした、頻回要請者の80%がいわゆる精神疾患の既往がある方なんです。
こういうことが起こると、どんなことに影響するか?
それは、本来の救急患者さんへの対応に影響するということです。
必要な時に、出払っていて要請できない。
あるいは、かなり時間がかかってしまい、
手遅れになってしまいます。
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調査の対象は、1人で年間30回以上の救急要請をした88人。
88人中74人(84.1%)が精神疾患の既往があり、
うち統合失調症が43人、アルコール依存症が9人、うつ病が8人だった。
年齢は40歳代が最も多く22人、50歳代が19人、60歳代が16人、
70歳代が12人で中高年者が多くを占めた。
また88人が救急要請した回数は年間平均59回で、
総出場件数は5,210件、
そのうち不搬送となった件数は約半数の2,601件を占めた。
中には、年間200回の救急要請をしたが、
実際に救急車で医療機関に搬送されたのは、
そのうち1回だけだったという事例もあったという。
一方で、不搬送(2,601件)となった理由については、「搬送辞退・拒否」
すなわち救急車を呼んだけれども乗らないというケースが98%
(2,555件)を占めた。
以上が日本臨床救急医学会で発表されています。
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また、看護師で随筆家の宮子あずささんは、
2016年7月25日付の東京新聞に
「救急車依存症」と題したコラムを執筆されています。
宮子さんは、精神疾患患者のごく一部に、
不安になると救急車を要請する人がいることを報告しています。
そうした人たちは、夜間1人でいると息が苦しくなり、
死を覚悟して救急要請するが、救急隊が来るとほっとして、
症状が治まるのだそうです。
何が言いたいのかというと、
こうした人たちにこころのケアができれば、
本人もラクになるし、その結果、救急車の不要な出動が減っていき、
本来救われるべき人が救われていく率が上がるということです。
こころのケアをしていくことは、
目の前の本人だけではなく、そこに関わる周囲の人たちにも
ケアをしているということ。
繋がっているんです。
こう捉えると
私たちのようなカウンセラーやセラピストといった
こころに携わる人たちの存在意義って改めて大きいと思いませんか?
そんな意識も大切にして、
目の前の人たちがラクになってもらえたら
嬉しいですね。
—————————————————クイズの答えです。
Q1)3)の600万人以上・・621万82件
Q2)4)の500万人以上・・562万889人
過去最多でした。
以前は一致していたのに、次第に2つのグラフに差(乖離)が出てきています。
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—-『こころの最適化』とは—-
私の言う『こころの最適化』とは、
あなたが持っていないものを
新たに手にして改善して行くというのではなく、
本来、持っているものを引き出すことです。
ちょうど
引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが
目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、
しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、
いつでも使えるようにするイメージです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この後もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。
こころを最適化する心理セラピー 寺石義和