伝統
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【本当の共存とは・・?】
いつも読んでいただいてありがとうございます。
心技体を整えて本来の自分を取り戻す
サムライセラピー寺石義和です。
すっかりご無沙汰してしまいました。
すいません。
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それでは今日のメッセージ、
【本当の共存とは・・?】
先日、NHKスペシャルを観た。
世界自然遺産となっている北海道知床半島での
老漁師と野生のヒグマとの関係。
ヒグマと思い浮かべると獰猛(どうもう)で、
人を見ると襲ってくるのではと恐いと思うのではないだろうか?
確かに、襲われたらかなう訳はないし、ひとたまりもない。
だが、知床半島のこの地域ではヒグマと漁師たちが共存している。
これまで30年以上、ヒグマに襲われたこともないし、
人もヒグマを殺したことはない。
欧米では考えられないことだ。
老漁師に『なぜ共存が成立しているか?』と尋ねたら、
『ヒグマは自然の中で生かされている。
ヒグマと自然との関係が成立している中に我々人間も生かされている。』
と言っていた。
そこには自然とルールが成立している。
ヒグマに『人は恐いと思わせる』ことで距離感が保たれている。
もし、ヒグマが近づいてきたら、
腹の底から『こらっ!』とクマから目をそらさずに見て怒る。
子連れのクマに対しても同様に親グマに怒る。
そうすると、親が逃げると子も一緒に逃げ、学ぶと言う。
近くを歩いていてもある程度距離が保たれていれば干渉はしない。
もちろん、エサはやらない。
(やれば、人はエサを与えてくれるものと思い、近づいてくる。
くれるものだと思うようになると、くれなかった際に人を襲うようになる。)
エサが少なく、栄養失調でやせ細ったり、死んでしまうクマもいる。
そう言う状況でも決してエサをやらない。
世界自然遺産になっているため、UNESCOから調査団がくる。
人工的に作った水路のもの、道を繋ぐ橋の撤去を言ってきたが、
地元の漁師にとって橋は生活するための大切なパイプライン、
なので撤去できないと話していた。
その時、不思議な現象があった。
多くの人が話している周りを囲うように3頭のヒグマが
距離を保って人の方を見ながら現れた。
調査団の人たちは驚いた。
ヒグマも漁師たちも、知床で自然の中で、
自然にできたルールの中で共に生きている。
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- 馴れ合いにならない
- 互いの領域を侵さない
- 互いに尊重し合う
- 共に自然の中に生かされている
こうしたルール、考えがあるからだと思う。
UNESCOの考えと漁師側の考えは平行線のようだが、
このクマと漁師の関係も残すようにしていただきたいと切に願う。
この番組を見て、
今の私たちに必要なことを教えてくれてるのではないだろうか?
私たちと新型コロナウィルスとの関係も
このヒグマと老漁師の関係と同じなのではないだろうか?
ウィルスを敵対、排除するという考えではなく、
共存する考えに変えて行ったら良いのではないだろうか?
番組のリンクはこちらから。
オンデマンドは登録が必要のようです。
今日1日、どうすればより良い共存ができるか?意識してみてはいかがでしょうか?
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私の言う『こころの最適化』とは、
あなたが持っていないものを
新たに手にして改善して行くというのではなく、
本来、持っているものを引き出すことです。
ちょうど
引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが
目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、
しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、
いつでも使えるようにするイメージです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
この後もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。
心技体を整えて本来の自分を取り戻すサムライセラピー
寺石義和
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