• 【自分がどう見られているか気になって仕方がないんです。】

     

    おはようございます。
    
    
    サムライセラピーでこころを最適化する寺石義和です。
    
    今朝は何に感謝できましたか?
    
    また、どんな気づきがありましたか?
    
    
    台風の影響は如何ですか?
    
    
    
    
    被害に遭われた方にはこころからお見舞い申し上げます。
    
    
    
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    【自分がどう見られているか
    
            気になって仕方がないんです。】
    
    
    
    
    
    
    
    先日、こんな相談を受けました。
    
    『自分がどう見られているかすごく気になって仕方がないんです。』
    
    
    と言うので、もう少し詳しく聞かせていただきました。
    
    (ご本人の承諾を得て掲載させていただきます。)
    
    
    伺うと、30代の女性の方なんですが、ハーフなんです。
    
    お父様が日本人、お母様がアメリカ人なんですが、
    
    生まれは日本なので普通に日本語でお話しできます。
    
    
    幼い頃、田舎に転校した際、
    
    転校初日に全校生徒の前で校長先生が、
    
    『みなさん、私たちの学校にハーフのお友達が来ました』と
    
    紹介されました。
    
    
    
    見た目は日本人離れした容姿だったので、
    
    その地域ではある意味大きなニュースになっていました。
    
    
    
    それがもとで、どこに行っても注目されてしまい、
    
    何をしても視線が集中してしまったそうです。
    
    噂にもなり、いじめにもあいました。
    
    
    
    
    それがもとで、
    
    『人々の目に自分がどう映っているのか?』
    
    そればかり気にするようになってしまいました。
    
    
    ですが、それも次第に関心は薄れ、
    
    暫くすると彼女に特別な関心を払わなくなって行きました。 
    
    
    
    いじめもなくなり、穏やかな生活にはなったのですが、
    
    こころの中にはいつまでも、
    
    周りから自分の行動が注目され、
    
    評価されているように感じてしまい、
    
    『見られて、笑われているんじゃないか?』
    
    『嫌われているんじゃないか?』
    
    『陰口をたたかれているんじゃないか?』
    
    
    
    
    そんな不安がこころから離れなくなってしまいました。
    
    
    
    
    最初は、『不安はただの不安。』
    
    『そんなはずない、そんな気がしてしまうだけだ。』
    
    『つい最近まで目立っていたからそう感じるだけ! 
    
    今はそんなことない!』
    
    そんな風に自分で自分に説明すれば
    
    納得することができていました。
    
    
    (↑ これ、立派な抑圧(押さえ込み)です。)
    
    
    しかし、納得できたのは小学校高学年くらいまででした。
    
     
    
    中学校に進学する際に不安から確信へと切り替わり、
    
    『自分はいつも見られている。そして、良く思われていない。』
    
    『自分はいつも何かしらの失態をおかしている。』
    
     
    
    そんな確信に囚われてしまい、
    
    人と接すること、
    
    特に、不特定多数の人と同じ空間にいることや
    
    
    
    
    行動をすることが恐くなってしまいました。
    
    
    
    『自分がどう見られているか気になって仕方がなくなった』
    
    彼女は、
    
    自分自身の容姿に過敏になりました。
    
    
    
    
    『がいじん顔』という容姿を理由として
    
    注目を集めていたからです。
    
    彼女も年を重ねて、これまでの自分の容姿が原因で
    
    不必要に注目されたり、
    
    からかわれたり、陰口をたたかれたりしてきましたが、
    
    同時にそれは周囲からポジティブに評価される、
    
    褒められる要因にもなっていると思うようになりました。
    
    ここで矛盾し、混乱が生じることになります。
    
    
    その混乱をなくそうと思って
    
    ファッションモデルになることを決心しました。
    
    理由は、注目されるのが当たり前の世界だったからです。
    
    ですが、視線の恐怖は抱えたままでしたので、仕事は上手く行かず、
    
    モデルとしてはB級でした。
    
    
    
    
    彼女は
    
    『見られて、評価されることが当然の環境に身を置けば
    
    否応なく見られることに慣れていく。
    
    しかも、周囲は私がすっかり埋もれて霞んでしまうほどの
    
    綺麗なモデルさんばかり。
    
    私は見られることや評価されることに慣れると同時に、
    
    周囲に埋もれて目立たなくなる。
    
    その両方を環境を手に入れた。』と思いました。
    
    
    
    
    確かに、見られることには慣れました。
    
    目立たずに過ごすこともできるようになりましたが、
    
    『自分が【どう】見られているか?』への過剰な反応は
    
    薄まりませんでした。
    
    
    
    この後、彼女はどのようになったのか?
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    今回はここまで。
    
    この続きは次回に・・。
    
    
     
    
    
    
    
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    ----『こころの最適化』とは----
    
     
    
    
    私の言う『こころの最適化』とは、
    
    あなたが持っていないものを 
    
    新たに手にして改善して行くというのではなく、
    
    本来、持っているものを引き出すことです。
    
    
    
    
    ちょうど、
    
    引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが
    
    目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、
    
    しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、
    
    いつでも使えるようにするイメージです。
    
     
    
    最後まで読んでくださってありがとうございました。
    
    
    
    
    今日もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。
    
     
    
    
    
    サムライセラピーでこころを最適化する 寺石義和